部品名
交換時期の目安 |
|どんなはたらきをしているの? |
|交換しないとどうなるの? |
|
エンジン・オイル |
車にとってエンジン・オイルは
血液ともいえるものです。
エンジン各部の摩擦部分の潤滑を
行い、摩擦力を少なくしてエンジンの効率を良くしています。
この他にも冷却、清掃等さまざまな役割も果たしています。 |
走行距離また走行してなくても経年変化により
劣化していきます。この状態で使用していくと
スラッジが発生し不純物が多くなり、
潤滑が十分できず各部を磨耗させます。
そのためエンジン性能、燃費が悪化し、
場合によっては潤滑経路が目詰まりし
焼付けを起こすこともあります。 |
 |
3,000km毎 |
|
|
|
オイル・フィルタ |
|
|
 |
エンジン・オイルが車の血液と
するとオイルフィルタは血管と
いえます。そしてエンジン・オイル内の不純物をろ過し汚れを取り除きます。 |
エンジン・オイルの劣化にともない、
発生する不純物がフィルタ部に堆積して
目詰まりを起こします。そのためオイルは
バイパスされて汚れたままの状態で
エンジン各部に行きわたり、エンジンを
損傷させることがあります。
●最悪の場合
エンジン・オイルの交換サイクルが短くなるばかりかエンジンの寿命を縮めてしまい、最悪の場合エンジンがかからなくなります。 |
6,000km毎 |
|
|
|
ブレーキ・フルード |
|
|
 |
ブレーキのパッド、シューを
押さえつけるため
のピストンを作動させる油として
使用しています。 |
使用期間とともに空気中から水分を吸収して
少しづつ沸点が下がっていきます。
そのためブレーキ配管に気泡が生じや
すくなり、使用状況によってはブレーキの
効きが悪くなることがあります。
●最悪の場合
ブレーキの効きが悪いと、本来回避できる
事故も回避できなくなり、大変危険です。
事故を起こしてしまうと整備費用がかかるばかりではなく、他の人に迷惑を掛けることにもなります。 |
2年毎 |
|
|
|
ロング・ライフ・
クーラント |
|
|
 |
エンジンは作動すると高温に
なるため、これを冷却するために
冷却水が必要になります。
この冷却水にサビ防止と凍結防止
効果を持たせ、冬場の凍結による
ラジエーターの破損などを防止する
ものがロングライフ・クーラントです。 |
使用期間とともに劣化していき防錆効果
が低下します。そのためラジエーター等が
腐食して水漏れし、オーバー・ヒート等
エンジンを損傷させることがあります。
●最悪の場合
冷却水の通路が詰まったり、冷却水漏れを起こした場合、エンジンを冷却することが
できなくなり、オーバーヒートを起こし、
最悪の場合エンジンを分解する必要が
あり多大な出費につながります。 |
2年毎 |
|
|
|
ワイパーブレード |
|
|
 |
雨降り等フロント、リヤ・ウインドゥ
の視界を確保するためのものです。 |
ガラスにほこりやワックスがついた状態で使用
したり、経年劣化によるゴムの劣化で
拭き残し、異音が発生し充分な視界が
確保できなくなります。 |
1年毎 |
|
|
|
バッテリー |
|
|
 |
エンジンの始動装置、点火装置
及び灯火装置、その他電気装置に
電気を供給しています。 |
バッテリー液は充電時の科学反応や自然の
蒸発により減っていきます。また使用に
よる充放電の繰り返しで内部の極班板も劣化
していきます。バッテリー液が不足し電極が
露出した状態で使用すると、蓄電能力が低下
してバッテリー上がりしやすぅくなり
始動不能になることもあります。 |
3年毎 |
|
|
|
ATF
(オートマオイル) |
|
|
 |
オートマチック・トランスミッションの
動力伝達のための作動油として
使用しています。
また内部の潤滑、冷却などの
役割も果たしています。 |
使用による熱、経年変化で劣化していき
ます。この状態で使用すると変則時の
ショックが大きくなったり、加速性能、
燃費が悪化していきます。 |
20,000km毎 |
|
|
|
Vベルト |
|
|
 |
補機類(オルタネーター、パワー・ステアリング、エアコン)をエンジンとつなぎ、駆動
させています。 |
走行距離が伸びるに従い伸びたり磨耗
し、また長期間使用ほどゴムが硬化し
表面がひび割れます。そのため
スリップによるベルト鳴きが発生したり、
ベルト自体がひび割れ、切損し、バッテリー
上がり、ハンドル操作が重くなる等の原因
となります。
●最悪の場合
冷却ファン・ベルトが切れるとオーバーヒートを
起こします。特に走行中パワー・ステアリング・ベルトが切れると急にハンドルが重くなり、カーブ等を曲がれず事故を起こす危険性があります。 |
20,000q毎 |
|
|
|
スパーク・プラグ |
|
|
 |
高電圧による放電で火花を発生
させ、燃焼室に吸収された
混合気を燃焼させるきっかけ
(火だね)をつくる役割をしています。 |
劣化により電極部のすき間が大きくなったり、
くすぶったりします。この状態で使用すると
火花がうまく飛ばなかったり失火を
おこし、エンジン不調、出力不足、また未燃焼ガスを排出させ触媒の過熱や大気汚染の原因となります。
|
20,000km毎 |
|
|
|
エアーエレメント |
|
|
 |
エンジンが必要とする空気にはごみやほこりが含まれています。この空気がエンジン内部に吸収されるとシリンダを傷つけエンジン不調を起こす原因となります。それを防止するため空気中のごみをろ過しています。 |
走行距離が伸びるに従いフィルタ部が
目詰まりしてエンジンに充分な空気が
供給されなくなり、エンジンの出力低下や
加速不良、燃費が悪化していきます。 |
30,000q毎 |
|
|
|
タイヤ |
|
|
 |
車両の重量を支え、エンジン、
ブレーキの駆動力、製動力を
路面に伝えるものです。また直進、
コーナリング時の車の方向を維持、
転換させたり路面からの衝撃を
吸収する役割もあります。 |
走行することでタイヤと路面の間に摩擦力が
生じタイヤを磨耗させます。
磨耗していくとブレーキの効きが悪くなったり、
走行、操縦の安定性が悪くなりスリップ
しやすくなります。
●最悪の場合
タイヤの残り溝が1.6mm未満の場合、整備不良車になりますので、タイヤを交換しなくてはなりません。また、スリップ等で事故を起こして
しまうと整備費用が掛かるばかりではなく、
他の人に迷惑を掛けることにもなります。 |
30,000km毎 |
|
|
|
ブレーキ・パッド |
|
|
 |
ブレーキ・パッドを回転しているデイスク・ローターに押しつけることで運動エネルギーを熱エネルギーに変えて大気中に放出し、スピードを制御する重要な役割をしています。 |
ブレーキ・パッドの摩擦材が磨耗して無くなってしまうと、ブレーキ・パッドの金属部分とディスク・ローターが直接接触して、ディスク・ローターに損傷を与えてしまします。またブレーキの効きも不安定になります。
●ディスク・ローターが損傷すると、交換が
必要になるばかりか、ディスク・キャリパにも
損傷を与える可能性があり、その結果、
製動力の低下による事故を引き起こす原因となります。 |
20,000km毎 |
|
|
|
ブレーキ・シュー |
|
|
 |
ドラム・ブレーキはブレーキ・
ライニングをブレーキ・ドラムに
押し付けることによる摩擦力
によってクルマを停止させています。
ブレーキ・ライニングは摩擦材、
ブレーキ・ドラムは金属を
使用しているので、ブレーキ。
ライニングの方が早く磨耗します。 |
ブレーキ・ライニングが磨耗して無くなって
しまうと、ブレーキ・シューの金属部分と、
ブレーキ・ドラムが直接接触して、
ブレーキ・ドラムに損傷を与えてしまいます。
このような状態では、ブレーキの効きも
不安定になり非常に危険です。
●最悪の場合
ブレーキ・ドラムが損傷すると、交換が
必要になるばかりか、ホイールシリンダにも
損傷を与える可能性があり、その結果、製動力
の低下による事故を引き起こす原因となります。 |
40.000km毎 |
|
|
|
タイミング・ベルト |
|
|
 |
エンジン構成部品の一つであるタイミング・ベルトは、エンジンの動力をクランクシャフトからカムシャフトに伝えているゴム製の歯付ベルトでカムシャフトを回転させてインレットバルブやエキゾーストバルブ等を動かしています。 |
ひび割れ又は伸びている上体で使用を続けるとベルトの歯が飛んでしまったり、ベルトが切れてしまいます。その場合、クランクシャフトの回転とカムシャフト回転がずれてしまいエンジンが不調になったり、カムシャフトに回転が伝わらなくなって、インレットバルブやエキゾーストバルブ等が動かなくなりエンジンが止まってしましまいます。
●最悪の場合
タイミング・ベルトが切れてしまうとエンジンは掛からなくなり、最悪の場合ピストンがバルブを突き上げて、エンジンを分解する作業等が必要になり多大な出費が必要になります。
|
100.000km毎 |
|
|
|
ドライブ・シャフト・
ダスト・ブーツ |
|
|
 |
ドライブ・シャフトはトランスミッションやデファレンシャルからの動力をタイヤに伝える役目をしています。ドライブ・シャフトのジョイント部には、回転を円滑にするためにベアリングが用いられており、これを潤滑するためにグリースが充填されています。
それらを路面等の異物(ホコリ、石、水等)から守るために、ドライブ・シャフト・ダスト・ブーツで包んで保護しています。 |
ひび割れ等が発生したまま使用し続けると、
気づかないうちにドライブシャフト・ブーツに亀裂からグリースが漏れ、また異物(ホコリ、石、水等)がドライブ・シャフトのジョイント部に入り、ベアリングに損傷を与えてしまいます。
●最悪の場合
ドライブ・シャフトのジョイント(ベアリング)に異物
(ホコリ、石、水等)が入るとベアリングを分解・整備したり、ドライブ、シャフトごと交換する必要があり多大な出費にtながります。 |
定期点検時に亀裂、ひび割れやグリース漏れの有無を点検し、異常があれば交換しましょう。 |
|
小林兄弟自動車 札幌 月寒 アップル車検 札幌 |